ストレスというものは目に見えず、大きさも分かりません。しかし、ストレスがもたらす悪影響は強大なものであり、時には身体にも脳にも支障をきたすものです。
それを防ぐには、“ストレス発散”が重要となります。ストレス発散は、個人により色んなものがありますね。
今回はストレス発散ができる瞑想アート「ゼンタングル」というものについてご紹介いたします。
瞑想はストレス療法のひとつ
誰にでもできる、そして簡単におこなえるストレス療法のひとつとして人気が高いのが“瞑想”です。
瞑想の基本は呼吸、無になる、考えることをやめる・・などです。
マインドフルネスといわれる方法でも瞑想が取り入れられています。物事に集中することも“瞑想”のひとつです。
瞑想アート「ゼンタングル」とは?
“Zentangle”(ゼンタングル)はアメリカ発祥のアートで、精神を統一させ集中しながら取り組むことができる新感覚のアートです。
仏教の「禅」(ゼン)と、“絡まる”という造語の「タングル」からその名前はきています。
ゼンタングルの魅力は、単純な模様をひたすら書いて組み合わせていき、ひとつのデザインを完成させるアートです。
その模様を書く、という工程が気付かぬうちに集中させてくれるので、無心でデザインを書くことができます。この状態が「瞑想」となり、瞑想アートと呼ばれている理由です。
最初は何を書いていいのか分からないかと思いますので、ゼンタングル模様の書き込み本などを参考にしてみましょう。
紙とペンがあればOK!気軽に始められるアート
ゼンタングルをおこなうに当たって必要な道具は「紙とペン」だけです。
最初は図案やデザインを参考にしたくなりますが、コツを掴むと自分でデザインを考案することができます。
最終的には「紙とペン」があれば、書けるスペースさせ確保すれば場所も問わずに書くことができます。
まとめ
ゼンタングルを最初に始める際は、ひとつのスペースに同じ模様を埋めていくことから慣れていきます。この“単調”な書く動きが瞑想へといざなう大事なポイントです。
ゼンタングルの不思議な魅力は、飽きやすくて単調なことが苦手な人も気付けば書き進めている、というところ。もともと絵を書くのが好きな人も、ちょっと苦手な人も集中してデザインすることができるアートです。
何かに没頭したい、集中して物事に取り組みたいという方はゼンタングルアートに挑戦してみてはいかがでしょうか。