今回のワークショップで使用した花についてのご紹介です。
<使用したお花>
・リビングストンデージー(ピンク・オレンジ)
・プリムラ(青紫・黄)
・ゼラニウム(赤)
・椿(ピンク)
・セントポーリア(青紫)
・ラナンキュラス(朱赤)
下記よりお花を絵の具にした際の特徴を記載します。
まず絵の具作りの手順を紹介いたします。
1.お花は軸を取り、花びらだけの状態にします。
2.すり鉢に花びらと少量の水を入れ、花をすり潰していきます。
3.よくすり潰し、濃いめの色水を作ります。(水彩と同じように紙に描いて乾いた際に思っていたよりも薄くなることがあります。)
4.花びらの破片を茶こしで濾して絵の具の完成です。
Point→花びらの破片が混入した状態の色水で描いても味わいがあります!
リビングストンデージー
蛍光ピンクとオレンジの鮮やかな花です。日が出ている時は花を開き、日が落ちると花が閉じる性質があります。
絵の具にした際の発色も見た目通り美しく、濁りのないクリアな色水ができます。
乾いて時間が経っても退色することありません。
プリムラ
ピンクや紫、黄色といった様々な色があるプリムラ。黄色のプリムラはとってもいい香りがします。
手に入りやすい上に花のつきも良く、たくさんの色水を作ることができます。発色も良く退色も少ないです。
ゼラニウム
独特な匂いのするゼラニウム。花は海棠色で鮮やかですが色水は桃色の淡い色合いになりました。
紙にのせ1日経つと不思議なことに濃い紫に。自然のものならではの色の変化を楽しむのに適した花です。
椿
今回はピンクの椿を使用しました。色水を作った直後は桃色だったのが時間の経過と共にべっ甲色へと変化していきました。
椿のピンクも色の変化を楽しむのに適した花です。
セントポーリア
こちらは花のお写真がないのですが、青紫のプリムラとよく似た色で花びらがフリルのようにひらひらとしている種類のものです。色水も発色もプリムラとよく似ています。
ラナンキュラス
花びらのボリュームが魅力のラナンキュラス。今回は朱赤のものを使用しました。
色水にすると鮮やかさはなくなり、赤茶色となります。
紙にのせ1日経過すると赤茶色から淡い紫へと変化しました。
今回使った花は以上です。
今後もナチュラルアートの研究を続けていこうと思っていますのでお楽しみに🎶